楽しそうな顔してますね、私。
『和菓子菓寮 おこぼ』は、お店でお菓子とお茶が気軽に楽しめるようになる予定です。(お店はまだ出来ていません。今秋お店が出来る予定です)そうなると、お菓子も大事ですが、一緒に楽しむお茶も大切です。お茶は、一年の間で、この時期しか収穫をしません。
ということで、愛知県西尾市のお茶畑でお茶摘みをしてきました。あまり知られていませんが、ここ西尾は、お茶はお茶でもお抹茶の生産量日本一の場所なのです。その為、お茶畑もこんな感じです↓
実は、お抹茶に使う茶葉は、収穫が近づくと葉を柔らかく保ち、コクを出す為に黒い覆いをかけ、茶葉が堅くならないように育てます。この柔らかい茶葉から抹茶が産まれるのです。
こうして作られたお抹茶は、品評会でも常に高い評価を受けていますが、宇治や静岡に比べて圧倒的に知名度が低いのが現状です。そんな事を聞くと俄然、西尾のお抹茶を広めたくなります。
工場の見学もさせてもらいました。摘んだお茶葉は、熱を加え、乾燥させて、葉と茎にわけます。
お茶の香りが溢れていました。加工されてできたのが、粉になる前の物を碾茶(てんちゃ)といいます↓
この碾茶(てんちゃ)を石臼で、粉にしたのがお抹茶になります。西尾での茶摘みと加工見学は、思った以上に勉強になり、また、とても楽しいものでした。頂いてきた、お抹茶は、とても良い香りがします。明日は、この西尾のお抹茶を祖父母と一緒に味わってみたいと思います。